Bee's 滋賀のチーズケーキ屋 おすすめするフランス菓子10選!

Bee's 滋賀のチーズケーキ屋 おすすめするフランス菓子10選!

そもそもフランスはなぜお菓子大国なのか?

・フランスは昔、他国から嫁いでくる方々が自国の料理人やパティシエを連れてきたことによって他国の調理の文化が混ざり合いスイーツや食が発展したと言われています。そして、フランス料理自体とても発想が柔軟であり現代でも様々な国々のフランス料理が展開されていることから良いものを取り入れる文化が強かったのではないかと思います。

<おすすめ10選>

1.カヌレ・ド・ボルドー

・これは昔、ボルドー女子修道院で作られていたお菓子です。カヌレはフランス語で「溝の付いた」という意味です。シンプルで、カリッとした食感と中はモチモチとして美味しく定期的に何度も食べたくなります。フランスではワインの沈殿物を取り除く時や、料理ではコンソメをとるときなどに卵白が多く使われていたため余った卵黄の使い道としてカヌレが作られていたそうです。私が学生時代、バイトの先輩に教わった最初のフランスの焼き菓子でもあり、これからBee'sでも出せればいいなと考えている一つでもあります。

 

2.マカロン

・大人気の焼き菓子の一つマカロン!見た目が可愛く多くの女性から支持を得ているお菓子ですよね。マカロンは、先ほどのカヌレとは違い卵白を使ったお菓子です。その特徴は独特の食感です。外側はサクッとしていて中はねっちりしていてほかのお菓子にはない食感で私も初めて食べた時は驚きました。さらに、サイズもちろんですがここまで様々な色があるお菓子も珍しく箱を開けた時の美しさは格別ですね。ですが、マカロンは作るのが非常に難しいのでなかなかご家庭では作られないお菓子ですが、ぜひ材料も高くないので失敗を繰り返して焼けるようになって頂けたらなと思います。

 

3.クレーム・ブリュレ

・これはプリンに似たスイーツで表面に砂糖をまぶしてバーナーもしくは、オーブンやトースターなどを使って焦がして食べます。フランス語ではそのまま「焦がしたクリーム」という意味です。表面はカラメルが固まりパリッとした食感と焦がした苦みがが下の甘いクリームと混ざり全体が一体となりあの美味しさになるので表面のカラメルは非常に重要ですね!私がレストランの時は、冷蔵庫で少しずつ冷やしながらバーナーと冷やすを繰り返していました。ぜひ試してみてください!

 

4.フィナンシェ

・フィナンシェはフランス語で「お金持ち」という意味があり一説では長方形型は金塊に見立てたものだという話があります。フィナンシェが誕生したきっかけは、パリの菓子職人が忙しい金融家のために背広を汚さずに急いで食べてもらうために作られたものだそうです。よくフィナンシェの上にナッツの薄切りなどが添えられてあることがあります。フィナンシェはアーモンドプードルを多く使うのでアーモンドの香りも素晴らしいお菓子です。ぜひ、皆さんの忙しいなら服を汚さずに召し上がってみてください。

 

5.エクレア

・エクレアの専門店があったりと特徴的な見た目と可愛さから人気の高いスイーツです。エクレアはフランス語で「稲妻」です。私が聞いた話だと表面の光沢が稲妻のようだからというのを聞きましたが、調べてみると稲妻が走る美味しさや稲妻の模様が使われていたなど様々な説があります。エクレア自体はアレンジの利かせやすいスイーツで美味しい組み合わせはまだまだ存在しそうですね。

 

6.シュークリーム

・忘れてはいけない大人気スイーツは、シュークリームですよね。シュークリームは私が専門学校の時に初めて作ったスイーツです。生地をオーブンで焼くと中が空洞になったことに驚いていた記憶があります。シューはフランス語で「キャベツ」です。確かに形が似ていますね。ですが、シュークリームというのは日本が勝手につけた名前で本来のフランス語では「シュー・ア・ラ・クレーム」といいます。

 

7.タルトタタン

・タルトタタンは、りんごの甘露煮の薄切りがたっぷり乗った、タルトのお菓子です。りんごは生地の下に敷き詰めたり包んだりするのではなく、タルトの上に乗せるのが特徴です。りんごはキャラメリゼされており光沢と甘酸っぱい味が食欲をそそりついついたべすぎてしまうお菓子です。

 

8.クレープ

・よく移動販売で売られていたりするクレープも発祥はフランス北西部にあるブルターニュだと言われています。クレープの原型はガレットというそば粉を使った薄い生地の料理です。実はフランスはそば粉の生産量が多い国でもあります。クレープは日本で独自の進化があり様々な種類がありますよね。ちなみに、クレープを重ねたものがミルクレープです。ミルクレープはフランス語で「千枚のクレープ」という意味です。重ねるだけで全然違うお菓子になって好きな人も多いのではないでしょうか?

 

9.モンブラン

・モンブランの正式名称はフランス語で「MontBlanc aux Marrons(モンブラン・オー・マロン)」となり、MontBlancは「Montが山」「Blancが白い」という意味になり、モンブランは「白い山」という意味です。マロンは栗ですね。モンブランという名前はアルプス山脈で一番高い山のモンブランからつけられたと言われています。そして、意味に白い山とあるように上の粉糖は山の雪を表しています。私がレストランにいた時、モンブランを出していましたが栗の仕込みがひたすらに長かったのが印象的です。あと、モンブランもサツマイモ味があったり最近では10分モンブランがあったりと面白いですよね。

 

10.ブッシュドノエル

・フランスのクリスマスケーキといえばブッシュドノエルですよね。フランス語で「ビッシュ」(丸太)と「ノエル」(クリスマス)という意味なので見た目が丸太に似せたお菓子になっています。なぜ、そもそも丸太なのかはキリスト祝福説や貧しい青年説など多くの説が存在するので調べてみると面白いかもしれませんね。ブッシュドノエルに似たお菓子でドイツのシュトーレンという洋酒に漬け込んだドライフルーツやナッツが生地に練りこまれたものがありますが、最近ではフランス料理店がシュトーレンを使っているところを見かけたりします。こちらも美味しいのでぜひ近くなってきたクリスマスに頼んでみてはいかがでしょうか?

 

お菓子

フランスのお菓子の多くは、日本でも世界でも人々を魅了し続けています。今回紹介したお菓子はフランス菓子の入り口にすぎません。もっと多くのお菓子が存在するので糖分に気を使いながらお菓子と出会っていただければ幸いです。もちろん、フランスだけでなく日本を含め世界各国に素晴らしいお菓子があります。ぜひ、興味がある人は探してみてください。